
金の買取手数料は、率が低い店を探すだけでは比較できません。適用される買取単価、査定対象の重量、控除額、振込等の費用をそろえ、最後に受け取る額を計算します。店頭の販売価格や純金の価格を、そのまま18金のアクセサリーへ掛けないようにしましょう。
単価の種類と重量をそろえる
まず手元の品がどの品位として査定されるかを確認します。同じ金製品でも、純金と18金では適用単価が違います。宝石や金以外の部品を含む総重量ではなく、どの重量を買取計算に使うかも査定先へ尋ねます。
価格表は更新時刻と税込・税別を読み、一般向けか業者向けかも区別します。別の日や別の品位の数字を比べると、手数料の差なのか条件の差なのか分からなくなります。口頭の総額だけでなく、単価と重量の内訳を残してください。
別途控除と単価に含まれる費用を分ける
RE:TANAKAは、鑑定料・手数料を含んだリサイクル単価で計算すると案内しています。『手数料なし』という表示でも、その店がどの単価を使うかまで見なければ受取額は分かりません。すでに含まれた費用をもう一度差し引かないようにします。
比較用の架空例として、対象重量5gでA店が1gあたり10,000円・別途控除なしなら50,000円です。B店が10,200円でも別途2,000円を引くなら49,000円です。これは現在相場ではなく、単価の高低と受取額が逆転する計算例です。
入金までにかかる費用を最後に確認する
振込、宅配、返却、分析などの費用が別にあるかを確認します。査定を断った場合だけ発生する費用と、売却成立時に引かれる費用は分けます。店によっては取引額で支払方法が変わるため、現金受取か振込かも先に聞いてください。
比較表には品位・重量・単価・控除・受取予定額・入金日を一行で書くと整理できます。宝石やブランド価値を別に評価する査定なら、その金額も分けて記録し、金部分の手数料だけを理由に全体の有利不利を決めないようにしましょう。

