
アルミサッシの黒い汚れへ、浴室用のカビ取り剤をそのまま使うのは避けてください。塩素系などの薬剤が金属や表面処理を傷める場合があります。窓全体を一つの材質として扱わず、アルミ枠とパッキンを分けて使用可否を読みます。
窓枠の材質と洗剤の禁止対象を照合する
アルミ色に見えても樹脂や表面シートなどが使われている場合があるため、窓の製品情報を確認します。洗剤の使える場所だけでなく、使えない材質も読み、窓側の説明書と両方で適合する方法を選びます。
LIXILのアルミ製品の手入れ案内では、塩素系、酸性、アルカリ性薬品などを使用しないよう示されています。カビ取りという用途が合っていても、その素材へ使えることにはなりません。メーカーが禁じる薬剤を試し塗りで正当化しないでください。
パッキン用の液を枠へ広げない
花王の窓枠パッキン向けカビ用ジェルの案内でも、アルミサッシ部分には使えないとされています。パッキンへ処理できる条件が確認できた場合も、隣接するアルミへの付着や、下枠に液が流れる経路に注意します。
不適合な液が付いた場合は作業を止め、製品の案内に従って速やかに取り除きます。別の洗剤を足して中和しようとせず、特に塩素系と酸性の剤を混ぜないでください。変色などが生じたら写真を残して相談します。
アルミの黒ずみは通常清掃から判断する
表面の砂やほこりを除き、柔らかい布による水拭き、必要なら指定された中性洗剤の手入れを行います。強く削る道具は使わず、洗剤分と水分を残さないように仕上げます。
拭いても残る黒さや白い粉、表面の浮きは、汚れ以外の可能性もあります。さらに強いカビ取り剤へ進むのではなく、材質と症状を伝えて点検を相談しましょう。アルミへの適合が確認できない薬剤を避けることが、補修範囲を広げない判断になります。

