ワクちゃん雑学

ハイドロカルチャーで植物が枯れるのはなぜ?水位と根の状態を確認

底に少量の水がある容器で発泡煉石と水位計を使って育てるポトスのイラスト

ハイドロカルチャーで植物が弱ったときは、水位が高過ぎる、水切れが続く、根が傷む、置き場所が合わない、といった条件を分けて確認します。土を使わなくても根の呼吸は必要です。水を常に満杯にすればよい栽培ではありません。

ワクちゃんワクちゃん:土がないなら、根は水へ全部つけていいの?
チャッピーチャッピー:根には呼吸も必要だよ。容器の指定された水位を守ろう。

容器の水位と、使っている栽培方式を見る

底に水をためるタイプでは、容器や水位計の指定に従います。粒の表面が乾いて見えても底に水が残ることがあるので、見える表面だけで足し続けないようにします。逆に水位計が動かない場合は、固着などで正しく示していない可能性も確認します。

培地や容器で管理方法は違います。循環や通気装置のある水耕栽培の手順を、小さな静置容器へそのまま当てはめないでください。

ワクちゃんワクちゃん:粒の表面は乾いているから、水切れだね。
チャッピーチャッピー:底に残っている水も確認しよう。表面だけでは分からないよ。

根の色だけでなく、硬さとにおいを合わせる

見える根が茶色いだけで全部腐っているとは限りません。培地の色が付く場合などもあるため、柔らかく崩れる、異臭がする、株が不安定になるといった変化を合わせて見ます。

根が傷んでいるときに肥料を足しても、吸収できる状態へ戻るとは限りません。水の停滞や容器の汚れ、光と温度の条件を先に確認します。

ワクちゃんワクちゃん:茶色い根はすべて切り取る?
チャッピーチャッピー:色だけでは決めないでね。硬さやにおい、株の安定も見よう。

水位の変化を記録して、足す時期を決める

水を入れた日と量、水が減る速さ、置き場所を記録します。季節や葉数が変われば減り方も変わります。毎週同じ曜日に同じ量を足すだけでは、過不足を見逃すことがあります。

傷んだ根の整理や植え直しが必要な場合は、使用する培地の管理説明に従います。『根腐れ防止』をうたう資材を入れていても、水位や衛生の確認を省略しないことが大切です。

ワクちゃんワクちゃん:毎週同じ量より、水の減り方を記録するんだね。
チャッピーチャッピー:季節や葉の量で変わるから、その株の状態に合わせやすくなるよ。

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参考:農林水産省公開資料のハイドロカルチャーの説明 / 三浦園芸の培地別の水管理資料 / 日本インドア・グリーン協会の根と水管理に関する資料。

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