
ハイドロカルチャーで植物が弱ったときは、水位が高過ぎる、水切れが続く、根が傷む、置き場所が合わない、といった条件を分けて確認します。土を使わなくても根の呼吸は必要です。水を常に満杯にすればよい栽培ではありません。
容器の水位と、使っている栽培方式を見る
底に水をためるタイプでは、容器や水位計の指定に従います。粒の表面が乾いて見えても底に水が残ることがあるので、見える表面だけで足し続けないようにします。逆に水位計が動かない場合は、固着などで正しく示していない可能性も確認します。
培地や容器で管理方法は違います。循環や通気装置のある水耕栽培の手順を、小さな静置容器へそのまま当てはめないでください。
根の色だけでなく、硬さとにおいを合わせる
見える根が茶色いだけで全部腐っているとは限りません。培地の色が付く場合などもあるため、柔らかく崩れる、異臭がする、株が不安定になるといった変化を合わせて見ます。
根が傷んでいるときに肥料を足しても、吸収できる状態へ戻るとは限りません。水の停滞や容器の汚れ、光と温度の条件を先に確認します。
水位の変化を記録して、足す時期を決める
水を入れた日と量、水が減る速さ、置き場所を記録します。季節や葉数が変われば減り方も変わります。毎週同じ曜日に同じ量を足すだけでは、過不足を見逃すことがあります。
傷んだ根の整理や植え直しが必要な場合は、使用する培地の管理説明に従います。『根腐れ防止』をうたう資材を入れていても、水位や衛生の確認を省略しないことが大切です。
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参考:農林水産省公開資料のハイドロカルチャーの説明 / 三浦園芸の培地別の水管理資料 / 日本インドア・グリーン協会の根と水管理に関する資料。

