
編み込みパキラは、複数の株の幹を組み合わせてあることが多く、一本だけ傷む場合があります。まずどの幹にどの枝葉がつながるかを確認し、残った幹も同じように傷んでいるかを見ます。編み込みを力ずくでほどくことは避けてください。
葉から株元へたどり、幹ごとの状態を記録する
枯れた枝がどの幹から出ているかをたどります。各幹の株元が硬いか、柔らかい部分や変色があるか、結束材が食い込んでいないかも確認します。表面が茶色いだけでは、木質化した正常な幹との区別ができません。
隣の幹に元気な葉があるからといって、傷んだ一本も生きているとは限りません。逆に一本の落葉だけで鉢全体の枯死とも判断しません。
一本の問題でも、鉢全体の環境を確認する
用土が長く湿っている、鉢カバー内に水がたまる、窓際が冷え込むなど、全株に共通する条件を見直します。パキラの管理では、水はけのよい用土と適切な光が必要です。傷んだ幹だけを切っても、共通の原因が残れば再び問題になる場合があります。
ただし外見だけで特定の病原体の感染と断定することはできません。水の過不足や根の傷みなども含めて考えます。
取り除く必要があるときも、残る根を傷めない
完全に枯れた幹や腐敗した部分は整理が必要になることがありますが、編み込みや根が絡んで簡単に外れない場合があります。引き抜いて残る幹を裂いたり、根を大量に切ったりしないでください。
腐敗が疑われる、内部まで見えない、分離が難しい場合は園芸店へ相談します。取り扱う際は道具を清潔にし、処置後も残った株の葉や株元の変化を幹ごとに記録しましょう。

