
神社とお寺を区別したいときは、鳥居や建物だけで決めず、正式名称と境内の由緒・案内を確認します。一般に神社は神道の神々をおまつりし、お寺は仏教の施設です。日本では神仏が結び付いて信仰されてきた歴史があるため、外観の一つの特徴だけでは判断できない場合があります。
名称と、まつられている対象の説明を見る
案内板に『御祭神』とある場合は神社を知る手掛かりになります。寺院では『御本尊』や宗派、本堂などの説明が見られます。名前の『神社』『神宮』『寺』『院』も参考になりますが、通称だけを頼りにせず正式な案内を確かめましょう。
仏像が見えるかどうかも決め手ではありません。寺院には秘仏を本尊とする例があり、参拝者がいつでも本尊を直接見られるとは限りません。
鳥居や山門は手掛かりであって、絶対条件ではない
神社の入口には鳥居、寺院の入口には山門がよく見られます。しかし、寺院の境内に鎮守の社があるなど、神仏の信仰が同じ場所に残る例もあります。境内全体と、目の前のお堂や社の所属が同じとは限りません。
建物の色や屋根の形だけで決める方法も確実ではありません。観光写真で見慣れた外観と違っていても、案内板や公式の境内図を見れば判断しやすくなります。
迷ったら、目の前の参拝先の案内に従う
一つの敷地に複数の参拝先がある場合は、今いる場所の名称と作法を確認します。神社か寺院かを見分けることは、参拝の仕方を選ぶ手掛かりになりますが、細かな作法は参拝先による違いもあります。不明なまま他の参拝者をまねるより、掲示や係の方の案内を確認してください。
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参考:福島稲荷神社「神社とお寺の違い」 / 浅草寺の本尊の説明。

