
温かいときは澄んでいた紅茶が、冷やすと白く濁ることがあります。これは紅茶の成分が冷却で結び付く『クリームダウン』という現象です。見た目を整えるには、冷まし方だけでなく茶葉と濃さも見直します。
冷えると成分が集まり、白く見える
紅茶のポリフェノールとカフェインは、冷える過程で結び付き、白い濁りとして見えることがあります。ミルクを入れていなくても起こり、濃く抽出した紅茶などで目立ちやすい現象です。
抽出直後からの冷却で起こるクリームダウンそのものは、品質不良とは別です。ただし、保存中のあらゆる濁りをこの現象と決めつけることはできません。
アイス向きの茶葉と、冷却用の配合を選ぶ
透明感を重視するなら、渋みが控えめでアイスティー向きと案内された茶葉を試します。温かい紅茶を極端に濃くしてから冷やす方法では、濁りや渋みが強くなることがあります。
氷を使う作り方では、溶けた氷で薄まる分を含むレシピに合わせます。熱い紅茶を注げる耐熱容器を使い、氷の量と抽出量を量って作ると、仕上がりを比べやすくなります。
濁りを避けるために常温で長く置かない
冷ます速さだけで必ず透明になるとは限りません。少量ずつ条件をそろえ、茶葉、抽出時間、氷量のどれを変えたか記録します。透明にしたいからといって、常温で長時間放置しないでください。
清潔な器具で作り、冷蔵して早めに飲みます。異臭などがあるものや保存状態が分からないものを、白濁は問題ないという理由で飲まないようにしましょう。

