
先の割れたポイントペンでカリグラフィーを書くとき、上向きの線でペン先が紙に刺さるなら、筆圧とペン先の角度を見直します。太い線を書くときの力を、細い上向きの線にもかけ続けないことが出発点です。ここでは主につけペンのポイントペンを扱います。
引っ掛かる方向を短い線で確かめる
本番の文字を書く前に、同じ紙の余白へ下向きと上向きの線を別々に引きます。上向きだけ引っ掛かるなら、紙へ押し進めるときの力が強過ぎないかを確認します。線を太くしようとして押し付けたまま戻さないようにします。
下向きでは必要な筆圧を加え、上向きでは力を抜いて細い線を引く練習をします。ペン先が刺さったらそのまま押し通さず、いったん離します。引っ掛かりを無理に越えるとインクが飛ぶこともあります。
左右の先端を紙へそろえて置く
軸を指の中で回すと、左右の先端の一方だけが紙に当たりやすくなります。ペン先の割れ目を進む方向へ合わせ、片側へ傾け過ぎていないか見ます。インクで見えにくい場合は、清掃後に先端のずれや傷も確認します。
立て過ぎた角度を少し寝かせると、上向きの線が滑らかになる場合があります。適した角度はホルダーやペン先、姿勢でも変わるので、全員同じ角度に固定せず、手首を無理に曲げない置き方で試します。
繊維や紙との相性も切り分ける
ペン先に紙の繊維が挟まると、線が乱れたり、さらに引っ掛かったりします。製品に合う清掃をして、先端をこじらず取り除きます。左右の先がずれたペン先を力で直そうとせず、傷みがあれば交換を検討します。
凹凸の強い紙でだけ起きるなら、滑らかなカリグラフィー向け用紙と比較します。力を抜いても同じペン先だけが引っ掛かるかを見れば、持ち方と道具の問題を分けやすくなります。幅広のペン先では別の扱い方も必要です。
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参考:Creative Feel Designs:ポイントペンの引っ掛かりを改善する練習 / The Postman's Knock:ペン先の角度とホルダー。

