
ストロークで音を出さない位置があるとリズムが崩れるなら、手を止めず、弦に触れずに通過する『空振り』を練習します。ここでは4拍子の八分音符を基準に、拍で下、拍の間で上へ動かす基本練習を扱います。すべての曲や奏法へ同じ動きを当てはめるわけではありません。
音を出さずに八つの動きをそろえる
『1と2と3と4と』と声に出し、数字で下、とで上へ手を動かします。最初は弦の手前で動かすだけにして、一定の間隔を保ちます。肘や手首を固めず、無理のない小さな振り幅にします。
メトロノームを使うなら数字の拍へ合わせ、手の上下が拍の途中で逆転していないか確認します。速くして崩れる場合は、数えながら動かせるテンポへ戻します。
鳴らす位置だけ弦へ当てる
次に一つの簡単なコードで、数字のダウンだけを鳴らし、『と』のアップは空振りします。手は上へ戻りますが、ピックを少し弦から離して触れないようにします。大きく遠ざけると次のダウンに戻りにくくなります。
慣れたら鳴らすアップを一つ足し、逆に鳴らさないダウンを一つ作ります。鳴らす回数が変わっても、八つの上下動の間隔は同じです。音を抜くために手を待たせたり、次の一振りだけ急いだりしないようにします。
空振りと音を止める動作を区別する
空振りは新しく弦を弾かない動作なので、直前のコードの響きは残ることがあります。休符で響き自体を止める指定なら、別にミュートが必要です。『弾かない』と『鳴っている音を消す』を混同しないでください。
一つのコードで安定してからコードチェンジを加えます。右手だけなら続くのに替えると止まる場合は、左手の移動を別に練習します。録音で音の間隔を、動画で空振り中の動きを確認すると問題を分けられます。

