
Fコードで一部の弦が鳴らないときは、人差し指へ力を足す前に、鳴らない弦を特定します。人差し指の位置が原因の場合もあれば、中指や薬指が隣の弦に触れている場合もあります。ここでは1フレットを使う基本のFコードを確認します。
六本を一本ずつ鳴らして担当する指を見る
一般的な六弦のFでは、人差し指が1フレットの1・2・6弦、中指が3弦2フレット、薬指が5弦3フレット、小指が4弦3フレットを押さえます。鳴らない弦がどの指の担当か分かれば、動かす場所を絞れます。
3弦が鳴らないのに人差し指だけ強く握っても、解決しないことがあります。一本ずつ弾き、隣の指が触れていないかも見ます。指を一つだけ置き直して音が変わるか確かめます。
人差し指は位置と当たり方を少しずつ変える
人差し指をフレットのすぐ手前へ寄せ、金属の真上に乗りすぎない位置を探します。指の柔らかい部分や関節のくぼみが弦に当たって鳴らない場合は、上下の位置や側面の当たり方を少し変えて比べます。
一度に手首も親指もすべて変えず、鳴らない弦の音を確認しながら調整します。他の指は必要に応じて立て、隣の弦へ寝かせないようにします。痛みが出る姿勢で押し続けず、手を緩めて休みます。
小さいFで鳴る形を確かめてから広げる
難しい場合は、2弦1フレット、3弦2フレット、4弦3フレットの三音だけを鳴らすFから練習できます。この形では1・5・6弦を鳴らさないため、右手が弾く範囲もそろえます。単に指を省いて六弦全部を弾く方法ではありません。
次に1・2弦を人差し指で押さえる四弦の形、最後に六弦の形へ広げると、どこから音が詰まるか把握できます。形を置けたら一度離し、同じ位置へ再現できるかを短い回数で試します。

