
氷の臭いは、水そのもの、給水タンクやフィルター、氷をためる容器、冷凍庫内の食品から移る臭いに分けて考えます。自動製氷機全体をいきなり分解するより、どこまで臭いがないかを順に確かめると相談先も絞れます。異臭のある氷は飲食に使わないでください。
まず水と、できた氷を分けて見る
清潔なコップに新しくくんだ水の臭いを確認し、給水タンクの水を最後に替えた時期を振り返ります。水道水自体に普段と違う臭いがある場合は、製氷機だけの問題と決めつけません。異物や濁りがある水を味見して確かめる必要はありません。
新しくできた氷から臭うか、ためて時間がたった氷だけ臭うかも手掛かりになります。後者なら、貯氷容器や周囲の食品の包装を先に見直します。ただし、この違いだけで菌やカビの有無は判定できません。
給水部は機種の説明書で確認する
タンクのふたやパッキン、浄水フィルターなど、洗える部品と洗剤を使えない部品を説明書で区別します。フィルターまで台所用洗剤で洗う、給水経路に漂白剤や酢を流す、といった自己流の洗浄は避けます。取り外せない製氷皿を力ずくで外してはいけません。
水の種類によっても手入れ条件が変わります。パナソニックは一般の水道水以外を使う場合、より念入りな手入れを案内しています。ミネラルウォーターに替えるだけで臭いの原因が解消するとは限りません。
貯氷容器と食品の包装を見直す
古い氷を取り除き、説明書に従って貯氷容器を手入れします。魚やにんにくなど臭いの強い食品は密閉し、袋の口や容器のふたが開いていないか確認します。脱臭剤は汚れた水や部品を清潔に戻す代わりにはなりません。
指定の手入れと水交換後も作りたてから臭う場合は、機種名、水の種類、発生時期、確認済みの部品をまとめてメーカーへ相談します。冷蔵庫本体から焦げ臭さや異常な発熱がある場合は、氷の臭い対策を続けず使用を中止して点検を依頼してください。

