
ペアガラスの屋外側表面に付く結露は、それだけで故障とはいえません。断熱性が高い窓でも、外側のガラスが冷えて外気の水分が結露することがあります。まず、水滴が室内側・屋外側・二枚の間のどこにあるかを区別します。
拭ける面を、安全な場所から確かめる
室内側を軽く拭いても曇りが残るなら、外側表面か密閉された中空層にある可能性があります。屋外側へ安全に手が届く場合だけ、その面も確認します。高所で身を乗り出して調べないでください。
二重窓の内窓と外窓の間と、ペアガラス二枚の間の密閉層も別です。どの構造のどこが曇るのか、窓全体と近くからの写真を残すと相談時に伝わります。
外側表面の結露は、断熱性と天候が関わる
室内の熱が外へ逃げにくいガラスでは、外側の面が室内から暖められにくくなります。外側表面の温度が外気の露点を下回ると、空気中の水分が水滴になります。
朝に曇って日が当たると消える、同じ窓でも位置によって違うといった変化もあります。外側の結露だけを見て、室内の加湿過多や密閉層の不良と決めないことが大切です。
消え方と位置を記録し、密閉層の曇りは相談する
天候や時刻が変わったときの消え方を観察します。表面の結露なら、ガラスが暖まるなどして自然に消える場合があります。熱湯をかけて急に温める方法は避けてください。
両側の表面を確認しても二枚の間に水滴や曇りが残る場合は、施工店やメーカーへ相談します。穴開けやシールの切断を自分で行わず、製品情報と写真をそろえて確認を依頼しましょう。

