
新品の包丁は、使う前に必ず研ぐものではありません。購入時の刃付けや製品の案内を確認し、そのまま使える仕上げなら洗浄して使用します。本刃付けなどの追加調整が必要か、希望に合わせて行うものかを分けて判断しましょう。
出荷時の仕上げを、商品説明で確認する
メーカーや販売店によって、標準の刃付けや追加サービスの内容は異なります。『新品はどれも刃が付いていない』と考えるのも、『新品なら調整の余地が一切ない』と考えるのも適切ではありません。
河清刃物は、現在は刃付けした状態で販売する製品が増えた経緯を説明しています。手元の一本については、箱や説明書、購入店の案内を優先します。
本刃付けは、切れ味と丈夫さの配分にも関わる
より鋭い刃へ仕上げると切れ味が増す一方、硬い物への耐性とのバランスが変わる場合があります。實光も、本刃付けで切れ味を高めた刃は通常より欠けやすくなることがあると説明しています。
『追加で研ぐほどあらゆる用途で優れる』わけではありません。家庭で使う食材や切り方に合う仕上げかを確認します。
初回は、洗浄と外観確認から始める
使用前の洗浄は説明書に従い、刃先や柄のがたつきなどに異常がないか確認します。初めから欠けや曲がりがある、明らかに切れない場合は、自己流で削る前に購入店へ状態を伝えます。
問題なく切れるなら、新品だからという理由だけで荒い砥石へかける必要はありません。使い始めの状態を覚えておくと、後に切れ味が落ちたときの手入れの目安にもなります。
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参考:河清刃物の新品の刃付けに関する解説 / 實光の本刃付けの説明。

