Webデザインスクールは、料金だけでなく「デザインだけ学ぶのか」「コーディングまで扱うのか」「作品添削やポートフォリオ支援があるのか」で価値が変わります。副業を始めたい人と転職を目指す人でも必要な支援は違うため、安い順のランキングより、卒業時に何を作れる状態になりたいかで比較する方が失敗しにくくなります。

※イメージ写真です。実際の写真とは異なります。
最初に学習目的を「副業・転職・基礎習得」に分ける
副業目的なら、バナーやLP、Webサイト制作の実案件に近い課題と、ポートフォリオの見せ方が重要です。転職目的なら、制作物だけでなくキャリア支援や求人との接点も確認したいところです。趣味や自社サイト運営のために基礎を学ぶなら、手厚い転職支援まで付いた高額プランは不要な場合があります。
WebデザインはPhotoshopなどのツール操作だけでなく、HTML/CSSやサイト設計まで含む講座も多いため、「Webデザインコース」という名称だけで内容を同じと考えないことが大切です。
DMM系のWebデザインは受講期間を選びやすい
テラキャン プログラミング(旧DMM WEBCAMP系)のWebデザインは、「デザインのみ/サイト制作のみ」と、両方をまとめたセットで料金体系が異なります。2026年8月27日時点で単体コースは4週間179,988円、8週間238,288円、12週間296,588円、16週間354,888円。デザイン+サイト制作のセットは8週間268,400円、16週間378,400円、24週間488,400円、32週間598,400円です。安いプランを選ぶ前に、自分に必要なのがデザインだけか、コーディングを含むサイト制作までかを先に決めましょう。
短期間で詰め込めるか不安な人は、最安プランだけでなく週に確保できる学習時間を見て期間を決めるべきです。補助制度の案内がある場合も、対象コースと本人側の条件を分けて確かめておきましょう。
TechAcademyはメンタリング回数と学習時間を見る
TechAcademyのWebデザインコースは4・8・12・16週間の期間があります。公式公開資料ではマンツーマンのメンタリング、チャット、課題レビューなどの支援が案内されていますが、公開資料には更新時点が明記されているものもあります。2026年8月27日に申し込む場合は、コース詳細画面で現行料金、メンタリング頻度、チャット対応時間、課題レビュー範囲をセットで確認してください。
PhotoshopやIllustratorなど制作ツールの扱いも確認が必要です。受講中に利用特典があっても、卒業後に自分で契約するなら継続費用になります。スクール代だけでなく、学習中と卒業翌月以降に必要なソフト代まで予算へ入れてください。
SHElikesは「複数スキルを試したい人」に向く
SHElikesはWebデザインだけに固定せず、複数のクリエイティブ・ビジネススキルを横断して学びたい人向けの設計です。レギュラープランや月額型のスタンダードプランがあり、補助制度を前提にした表示もあります。
Webデザイナー一本に絞り、特定の言語や高度なコーディングを集中的に学びたい人には、専門コースの方が迷いが少ない場合があります。逆に「デザイン、マーケティング、ライティングを試して副業の方向を決めたい」人には、横断型の学習環境が合いやすいでしょう。
比較するときは添削・ポートフォリオ・支援の深さを見る
同じ制作課題でも、提出して終わりなのか、プロから修正指示を受けて作り直すのかで身につき方は変わります。ポートフォリオもテンプレートを埋めるだけなのか、自分の作品を選び、説明文や見せ方まで指導してもらえるのかを無料相談で聞いてください。
副業支援は「案件の紹介」「案件応募の相談」「納品まで伴走」では意味が違います。転職支援も求人紹介の有無だけでなく、職務経歴書や面接、作品レビューまで範囲を確認すると比較しやすくなります。
見落としやすいのが、受講料以外の制作環境です。Webデザインではパソコン性能、Adobe系ソフト、素材サービス、サーバーやドメインなど、学習後も継続する費用が出ることがあります。スクールが一定期間ソフトを提供していても、卒業後に自分で契約するならその金額は仕事を始めるための固定費になります。受講料だけでなく「卒業翌月から何に払うか」までメモして比べましょう。
ポートフォリオ支援も、作品を作れることと案件獲得まで保証されることは別です。添削回数、レビュー対象、求人紹介、副業案件の紹介条件などを分けて確認してください。副業が目的ならバナー1枚の練習より、ヒアリングから納品までの流れを経験できるかが重要です。転職目的なら、作品だけでなく応募書類や面接支援まで必要かを先に決めると、不要な高額プランを避けやすくなります。
自分に合うスクールを1週間の学習時間で絞る
働きながらなら、週10時間しか取れない人が短期プランを選ぶと消化不良になりやすくなります。まず1週間の現実的な学習時間を決め、その時間で課題を終えられる期間を選びましょう。
次の一手は、候補3校の無料相談で同じ質問をすることです。「週○時間、未経験、副業で月3万円を目指す」と伝え、必要期間、総額、添削回数、卒業後サポートを並べれば、広告の印象ではなく条件で選べます。