渋谷で「街の便利さ」とホテル時間を両立したい人に向く
セルリアンタワー東急ホテルは、渋谷駅から徒歩約5分。スクランブル交差点やセンター街の中心に身を置くホテルではなく、国道246号を挟んだ桜丘側の高層ホテルです。駅前の熱気を使いやすい距離に保ちながら、客室へ戻れば19階以上の高さと落ち着いた館内へ切り替わる。この「渋谷に泊まりながら、渋谷の騒がしさから少し離れられる」点が最大の特徴です。
渋谷を拠点に原宿・表参道・青山・六本木へ動く旅行、ライブや食事を夜まで楽しむ滞在、記念日や夫婦旅行で眺望も重視したい宿泊に適しています。品川駅へも移動しやすいため、新幹線を使う東京旅行の後半に渋谷泊を組み込む使い方も現実的です。羽田・成田空港とはホテル発着のリムジンバスが利用でき、荷物が多い旅行では鉄道乗り換えを減らせることも利点です。

客室は「高層階だから同じ」ではない
全客室は19階以上にあり、スタンダード、コンフォート、セルリアン、エグゼクティブとフロアによって滞在の性格が変わります。単に高い階を選ぶのではなく、誰と泊まるか、ラウンジを使うか、客室の広さをどこまで求めるかで決めたいホテルです。
家族やグループでは、最大4名まで泊まれるグランドルームが候補になります。渋谷の高級ホテルは2名利用を想定した客室が多い中、同じ部屋で家族がまとまりやすい選択肢があるのは使いやすいところです。畳のリビングと洋室を一室にまとめ、檜風呂を備える和洋室タイプもあり、東京らしい高層ホテルに泊まりながら和の要素を取り入れたい人には別の選び方ができます。
ただ、景色を最優先する場合でも、部屋の向きや階によって見える方向は変わります。予約画面の客室名や眺望表記を読み、夜景を目的にするなら部屋タイプまで選んでおくほうが満足度は上がります。

エグゼクティブフロアは「ラウンジを使い切れる旅程」かで判断
32〜37階のエグゼクティブフロアに泊まると、35階のエグゼクティブラウンジを利用できます。ラウンジは朝食、午後のティータイム、夕方のカクテルタイム、夜のナイトキャップと時間帯ごとに内容が変わり、チェックイン・チェックアウトにも対応します。ホテルで過ごす時間を長く取るほど価値を感じやすい仕組みです。
注意したいのは年齢条件で、エグゼクティブラウンジは13歳以上が対象です。小さな子どもを連れた家族旅行では、ラウンジ特典を前提に上位フロアを選ぶより、客室の広さや家族向け設備を優先したほうが使いやすい場合があります。逆に夫婦旅行や大人だけの記念日なら、夕食前にラウンジで一杯、夜は高層階の客室へ戻るという流れを作りやすく、渋谷の繁華街だけで終わらない滞在になります。
朝食は洋食・和食・部屋食で朝の過ごし方を変えられる
朝食は、ガーデンキッチン「かるめら」の洋食ブッフェ、日本料理「Japanese Cuisine 桜丘」の和朝食、ルームサービスから選べます。ブッフェは7時から、和朝食も7時から。朝の出発が極端に早い旅には向きませんが、渋谷で夜まで過ごした翌日に遅めの朝を取りたい旅程には利用しやすい時間帯です。
子ども連れでは、洋食ブッフェに4〜12歳の子ども料金があり、3歳以下は無料。家族で朝食を付ける場合は大人料金だけでなく、子どもの朝食代も含めて宿泊プランを比べると総額が読みやすくなります。大人だけなら、和朝食で静かに始めるか、客室でルームサービスを取るかまで選べるのが高級ホテルらしいところです。

プール・サウナは子ども向け施設ではない
3階には宿泊者が利用できるフィットネスクラブがあり、20mの室内温水プール、ジム、サウナを備えています。宿泊者はプール・ジム・サウナを無料で利用できますが、利用は18歳以上に限られます。ファミリー向けのレジャープールではありません。
大人だけの連泊では、昼間に渋谷を歩き回った後、夕方にプールやサウナで体を整えてから食事へ出る過ごし方ができます。客室だけでなく、こうした館内設備まで使う予定があるなら、単純な駅近ホテルとの価格差に意味が出ます。
夜の渋谷を楽しむ日ほど、帰り道の短さが効く
ホテルから渋谷駅周辺の飲食店や商業施設へ出やすく、夕食やバーを遅めの時間まで楽しんでも長い電車移動が残りません。ホテル内にも日本料理、中国料理、鉄板焼、フレンチ、バーなど選択肢があり、記念日なら外へ出ずに食事から客室まで完結させることもできます。

ただ、駅からホテルまでは完全な駅直結ではありません。大きな荷物がある到着日や雨天時は、渋谷駅構内から出口までの移動も含めて考える必要があります。空港からリムジンバスを使える日程なら、ホテルへ直接到着できる利点が大きくなります。
チェックイン前後も、渋谷で荷物を抱え続けなくてよい
到着がチェックインより早い日や、チェックアウト後も渋谷で過ごす日は、客室を使えない時間の荷物が問題になります。ホテルにはチェックイン前・チェックアウト後に休めるホスピタリティルームがあり、更衣スペースや荷物整理用の台も用意されています。遠方から到着してすぐ観劇やライブへ向かう日、最終日に買い物を続ける日には、駅ロッカーだけに頼らずホテルを拠点として使えます。
また、館内にはキッズルームがあり、子ども用パジャマやアメニティ、ベビーベッドなども用意されています。エグゼクティブラウンジとフィットネスクラブには年齢制限がありますが、ホテル全体が大人専用というわけではありません。家族旅行では「使えない上位施設」より、客室の広さ、子ども用品、到着前後の過ごしやすさを見て選ぶほうが実用的です。
車で渋谷へ入るなら駐車料金まで宿泊費として見る

地下3・4階に大規模な駐車場があり、宿泊者は1泊24時間4,000円で利用できます。渋谷で車を止める場所を別に探す手間は減りますが、宿泊代とは別に駐車コストが発生します。エグゼクティブフロアでは宿泊日数分の駐車が特典に含まれるため、車利用者はラウンジだけでなく駐車料金まで含めて客室カテゴリーを比較すると差が縮まる場合があります。
渋谷の中心部を車で動き回るより、ホテルに置いて鉄道や徒歩へ切り替えるほうが予定を立てやすい日もあります。特に週末の買い物やイベント日は、駐車場から出し入れする時間まで考えておきたい立地です。
セルリアンタワー東急ホテルを選びたい旅行者
このホテルを選ぶ理由は、渋谷駅徒歩圏という立地だけではありません。高層階の客室、複数のレストラン、18歳以上のフィットネスクラブ、年齢条件のあるエグゼクティブラウンジまで含めて、「ホテルでも時間を使える渋谷滞在」ができます。
買い物やライブを中心に外出時間が長いならスタンダード系の客室でも十分。夫婦旅行や記念日でホテルへ早めに戻れるなら、眺望やエグゼクティブフロアへ予算を振る価値が高まります。家族旅行ではラウンジより、4名対応客室や子ども用アメニティ、移動のしやすさを優先すると選びやすいホテルです。