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事故車買取の相場、修復歴があると査定はどう変わる?

事故車(修復歴車)の買取相場は、修復歴のない車と同じ基準で一律に示すことはできません。業界では、車の骨格部位を交換・修理した車を「修復歴車」として区分しており、この有無が査定における確認項目の一つになります。ただし、修復歴があることで査定額が具体的にどの程度変わるかは、車種・年式・損傷の程度・業者によって異なり、この記事の時点で共通の数値として確認できる一次情報はありません。

事故車買取の相場、修復歴があると査定はどう変わる?

修復歴車の定義をおさらいする

一般社団法人自動車公正取引協議会によると、自動車公正競争規約に基づく統一基準では、クロスメンバー・サイドメンバー・インサイドパネル・ピラー・ルーフ・センターフロアパネル・リヤフロアという7つの骨格部位を交換・修理した車が「修復歴車」とされ、損傷の大きさがカードサイズ(8.5cm×5.4cm)を超えると修復歴と判定されます。バンパーやドアなど、これら以外の部位のみの修理は修復歴には該当しません。

「○割下がる」という具体的な数字は確認できていない

修復歴車は査定上の減点要因になり得るとされていますが、「修復歴があると相場が○割下がる」といった具体的な数字を裏付ける公的な統計や統一基準は、この記事の時点で確認できていません。下落幅は車種・年式・損傷部位・修理の質・業者の販路によって異なると考えられ、共通の数字として示すことはできません。自分の車の相場を知りたい場合は、修復歴の有無を正確に伝えたうえで、複数の業者から実際の提示額を聞くことが、確認できる方法です。

査定を依頼する前に確認すること

修復歴の有無は車検証には記載されないため、購入時の書類や、修理をした場合の整備記録簿・修理明細を確認しておきましょう。独立行政法人国民生活センターには、契約後に「オークションの検査で事故車と判断されたため買取金額を引き下げたい」と連絡があった相談事例が報告されています。修復歴を正確に申告したうえで査定を受けることが、後日のトラブルを避けることにつながります。

事故歴と修復歴は同じ意味ではない

査定を受けるときは、事故に遭った経験があるかだけでなく、どの部分をどのように修理したかを分かる範囲で伝えることが重要です。修理明細や整備記録が残っている場合は用意しておきましょう。自分で修復歴に該当するか判断できない場合は、推測せず査定担当者に確認してもらいます。

損傷したままでも査定を受けて比較できる

傷やへこみがあるからといって、売却前に必ず修理する必要はありません。修理費をかけても査定額の上昇分で回収できるとは限らないため、まず現状のまま査定を受け、修理する場合の費用と比較して判断する方法があります。

査定額だけでなく引き取り条件も確認する

事故車や不動車では、車両の引き取り方法やレッカー費用の扱いが通常車と異なる場合があります。提示額だけでなく、引き取り費用、必要書類、入金時期、キャンセル条件まで確認し、最終的な手取りで比較しましょう。

売却前の最終チェック

査定へ出す直前に、車検証、スペアキー、点検整備記録簿など手元の書類・付属品を確認しましょう。査定担当者へ伝える車両情報をそろえ、提示された条件は金額だけでなく入金日や引き渡し日まで確認してから契約を判断します。分からない項目は推測せず、その場で確認するのが安全です。

修理歴の資料が残っていれば一緒に用意する

事故後にディーラーや修理工場で修理した場合は、修理明細や整備記録が残っていないか確認しましょう。いつ、どこを、どの程度修理したかが分かれば、査定担当者も車両状態を確認しやすくなります。資料がない場合は無理に推測せず、自分が把握している範囲だけを伝え、実車を見てもらいます。

事故車でも焦って決めない

事故歴があるからといって即決する必要はありません。引き取り費用を含めた最終条件を確認し、比較できるなら複数の選択肢を見て判断しましょう。

次にすること

修復歴車の定義や、事故車でも買取してもらえるかどうかの考え方は別記事「事故車買取」でまとめていますので、あわせてご確認ください。

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